大宮盆栽美術館
さいたま市の盆栽文化振興の核となる施設として、さらに「大宮盆栽村」観光の拠点施設として、世界に誇る盆栽の名品や盆栽に関わる美術品、歴史・民俗資料等を展示します。季節ごとに異なる表情を魅せる、生ある芸術品「盆栽」は女性や若い世代にも人気が広がっています。
様々な企画展も開催されています。また、美術館オリジナルグッズも好評販売中です。

見所満載な展示
40~50点の盆栽
4か国語音声ガイド
イベント・企画展・特別展

電車でのアクセス
または東武アーバンパークライン(野田線)「大宮公園駅」より徒歩10分
コレクションギャラリー

中央のあずまやと、本館2階の盆栽テラスからは、通常より高い視点から盆栽庭園を見ることができます。庭園の一部では写真撮影ができます。
住所 | さいたま市北区土呂町2-24-3 |
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TEL | 048-780-2091 |
駐車場 | 44台(2時間無料) |
開館時間 | 3月〜10月 9:00〜16:30 11月〜2月 9:00〜16:00 |
定休日 | 木曜日(国民の祝日をのぞく)、年末年始 展示替え期間 詳しくは、下記の大宮盆栽美術館公式サイトをご参照ください。 |
入館料 利用料 |
一般¥300 高校生、大学生、65歳以上¥150 小学生、中学生¥100 ※年間チケット有り ※団体割引有り |
オフィシャル サイト |
大宮盆栽美術館 |
大宮盆栽村
東武野田線とJR宇都宮線に囲まれた大宮公園北側一帯の総称を「大宮盆栽村」と呼び、関東でも有数の盆栽郷として知られ、『盆栽町』と言う町名も付けられています。戦前は30数軒の業者を数え、業者だけでなく盆栽村に住む人たちも盆栽を持って親しまれましたが、現在の盆栽町には5軒の盆栽園が点在しています。
成り立ち
大宮に盆栽村が誕生したのは、大正14年とされています。東京本郷周辺に住む盆栽業者達が、関東大震災被災後に、盆栽の培養に適した土地、新鮮な空気と水を求めて入植したのが始まりです。
その頃の正式な地名は、北足立郡大砂土村土呂及び西本郷でしたが、盆栽愛好者や業者が多く住んだことから誰言うとなく『大宮盆栽村』、郵便物も昭和の初めには大宮町在盆栽村のなにがしで届きました。
盆栽四季の道
盆栽村を開拓した先人達の先見性から、現在の道路幅も当時造られたそのままで、 ほぼ碁盤の目状に造られ、道の両側には桜の木が植えられ、花見時には桜のトンネルができ、大宮公園の桜とともに名所と讃えられましたが、残念なことに戦時中に燃料として大部分が伐られてしまいました。現在では、桜の他もみじ、かえで、けやきなどの木々が植えられています。それらの道は「さくら通り」「けやき通り」「もみじ通り」など植えられた木の名前が付いており、盆栽四季の道と呼ばれています。
『盆栽町』と言う町名
また、戦前の盆栽業者は30数軒を数え、業者だけでなく盆栽村に住む人たちも多か れ少なかれ盆栽を持って(当時の盆栽村の内規による)親しまれたようです。その後、昭和15年に旧大宮市に編入されたからは、世界にも例の少ない行政上の『盆栽町』と言う町名に生まれ変わりました。
現在も盆栽村では、各盆栽園がそれぞれ特色ある盆栽を手掛け、四季折々の樹影は見る人の心を楽しませてくれます。ぜひ一度ご来村ください。
公共交通機関 | 東武野田線「大宮公園駅」下車 徒歩約5分
・JR「土呂駅」下車 徒歩約10分 |
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車 | 首都高速埼玉大宮線「与野」JCTより約20分 |