さいたま市岩槻人形博物館に所蔵の名品・優品が多数お披露目されます!開館記念展第1弾。
人形の街さいたま市岩槻に、日本初となる公立の人形専門博物館「さいたま市岩槻人形博物館」が開館。それを記念し、初の展覧会「開館記念名品展Ⅰ 雛人形と犬筥・天児・這子」が開催されます。
本人形博物館を代表する「雛人形」の名品がズラリと展示される他、人形のルーツとされる優品の「犬筥(いぬばこ)」と「天児(あまがつ)」、「這子(ほうこ)」などもお目見え。なかBUT 日本画家で人形玩具研究家、西澤笛畝(にしざわてきほ)(1889~1965)コレクションの「犬筥」は、その迫力と造形的な美しさで、この人形博物館を代表する名品のひとつです。
会期中、トークセッションや講演会、さいたま市岩槻人形博物館学芸員による展示解説も開催。

古今雛 江戸時代
さいたま市岩槻人形博物館では、開館を記念して館蔵の名品をI~Ⅲ期にわたって紹介します。
日本有数の人形の産地である岩槻では、春の訪れとともに雛祭りのイベントが開催されます。まちを挙げての雛祭りのにぎわいのなか、岩槻人形博物館が開館します。

八人雅楽 江戸時代
開館と雛祭りを祝うI期では、当館が所蔵する雛人形の名品を一堂に展示します。寛永雛、次郎左衛門雛など、雛人形の名品をお披露目するほか、人形のルーツとされる希少な犬筥、天児、這子を展示します。なかBUT 西澤笛畝コレクションの犬筥は、その迫力と造形的な美しさで当館を代表する名品です。
雛祭りは信仰的な行事が次第に華やかに発展し、江戸時代に女児の健やかな成長を祈る、祝いの行事として定着したものです。雛人形を中心に様々な人形をにぎやかに飾り付け、飲食を楽しむ祝宴として愛されてきた雛祭り。開館を祝し、今、人形たちの宴が始まります。
トークセッション「雛祭りの今、これから―祝いから趣味・観光へ」
日 時:2月29日(土)午後1時30分~午後3時50分
登壇者:是澤博昭氏(大妻女子大学教授)コーディネーター、神野由紀氏(関東学院大学教授)、山田慎也氏(国立歴史民俗博物館教授)
会 場:当館会議室
参加費:無料
定 員:60名 ※応募者多数の場合は抽選
応募締切:2月3日(月)※消印有効
講演会「お雛さまのお召しもの」
日 時:3月22日(日)午後2時~午後3時30分
講 師:河上繁樹氏(関西学院大学教授)
会 場:当館会議室
参加費:無料
定 員:60名 ※応募者多数の場合は抽選
応募締切:3月2日(月)※消印有効
学芸員による展示解説
日 時:2月23日(日・祝)、24日(月・休)、3月1日(日)、15日(日)、20日(金・祝)
いずれも午後1時30分~(30分程度)
開催期間 | 2020/02/22(土) ~ 2020/04/12(日) |
---|---|
最寄り駅 | 岩槻駅 |
会場 | さいたま市岩槻人形博物館 |
時間 | 開始:9:00 終了:17:00 備考:入館は閉館の30分前まで |
料金・費用 | 一般 300円、高校生・大学生・65歳以上 150円、小学生・中学生 100円 |
お問い合わせ | さいたま市岩槻人形博物館(代表) 電話番号:048-749-0222 |
オフィシャル サイト |
さいたま市岩槻人形博物館 |