隈研吾/大地とつながるアート空間の誕生-石と木の超建築

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隈研吾/大地とつながるアート空間の誕生-石と木の超建築 角川武蔵野ミュージアム

角川武蔵野ミュージアム竣工記念展 隈研吾/大地とつながるアート空間の誕生 − 石と木の超建築

図書館、美術館、博物館が融合する文化複合施設「角川武蔵野ミュージアム」のプレオープンにあわせ、同館の設計を手掛けた建築家、隈研吾の展覧会が開催されます。

角川武蔵野ミュージアムは、花崗岩の板材2万枚を外壁にまとった、大地が隆起したような建築となっています。一方、同氏の代表的な建築作品のひとつである国立競技場は、象徴的素材として木を多用し、周囲との調和を図った設計となっています。

対照的な自然素材「石」と「木」を用いた、これら2つの挑戦的建築を軸に、設計図、インタビュー映像、近年の代表作の模型群などの資料が展示され、隈建築の魅力が紹介されます。

隈研吾が手がけた角川武蔵野ミュージアム

武蔵野、所沢の地に異形の巨大な建築物が誕生しました。
図書、美術、博物の複合施設として現代における新たなミュージアム像を提案する “角川武蔵野ミュージアム” です。

その設計者であり、世界で最も高い評価を受ける建築家の一人である隈研吾の展覧会を、当ミュージアムの竣工記念として開催いたします。

世界中にある隈建築の中で、いま最も注目されているのは国立競技場と角川武蔵野ミュージアムだと言えるでしょう。

国を代表するスポーツの聖地を、隈はその象徴的素材として木を多用することで、周囲と調和したものにしました。一方の角川武蔵野ミュージアムは、花崗岩の板材2万枚を外壁にまとった、大地が隆起したような建築です。

芸術/アートの語源である古代ギリシャの言葉 “テクネー” は、自然にはないものを生み出す 〈術〉を意味しました。

今回隈研吾が手がけた角川武蔵野ミュージアムは、石とその面構成による唯一無二の造形性、武蔵野台地とこのミュージアムは地底でつながっているという思想、そしてそれらを具現化する高度な技術などが統合された隈研吾の “アート=術” だと言うことができます。

本展では、人間にとって最も身近かつ最も対照的な自然素材〈石〉と〈木〉を用いた、これら二つの挑戦的建築を軸に、隈建築の魅力を紹介します。

隈研吾について

隈研吾/大地とつながるアート空間の誕生-石と木の超建築

1954年生まれ。東京大学建築学科大学院修了。
1990年隈研吾建築都市設計事務所設立。
2009年~2020年3月、東京大学教授。
2020年4月より東京大学特別教授。

1964年の東京オリンピックでみた丹下健三の代々木屋内競技場に衝撃を受け、幼少期より建築家を目指す。

コロンビア大学客員研究員を経て、1990年、隈研吾建築都市設計事務所を設立。これまで20か国を超す国々で建築を設計し、国内外で様々な賞を受けています。

その土地の環境、文化に溶け込む建築を目指し、ヒューマンスケールのやさしく、やわらかなデザインを提案しています。

また、コンクリートや鉄に代わる新しい素材の探求を通じて、工業化社会の後の建築のあり方を探り続けています。

名称 隈研吾/大地とつながるアート空間の誕生-石と木の超建築(くまけんご だいちとつながるアートくうかんのたんじょう いしときのちょうけんちく)
所在地 〒359 – 0023 埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3・11・14
開催期間 2020年8月1日~10月15日  10:00~18:00、金土曜/10:00~21:00(入館は閉館30分前まで) ※休館日は毎週火曜(9月22日は開館)
開催場所 埼玉県所沢市 角川武蔵野ミュージアム
交通アクセス JR武蔵野線「東所沢駅」から徒歩10分、または関越自動車道「所沢IC」から車約8分
料金 一般(大学生以上)1600円、中高生1000円、小学生700円 ※事前予約の日時指定入場制
問合せ先 ところざわサクラタウン 0570-017-396 (平日14:00~17:00)
ホームページ https://kadcul.com/event/15